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股関節(足の付け根)の痛みについて

股関節(足の付け根)の痛み

歩くと脚の付け根が痛くなる。股関節がしっかりはまっていない気がする。などの症状を訴える方がいますが、この原因の多くは主に普段の生活習慣にあります。
座りっ放しの仕事とか、姿勢が前かがみだと股関節周りの筋肉は常に縮んで硬くなり、股関節の動きが悪くなります。この状態が長く続くと歩いている途中 で脚の付け根が突然痛くなることがあります。

年齢とともに股関節の関節軟骨の摩耗によって「変形性股関節症」となる場合もあります。

当院の対処法とアドバイス

縮んだ脚の付け根の筋肉、特に大腿四頭筋の股関節付着部あたりは特に硬くなっているので、当院ではこれを緩めていきますが、正しい姿勢の取り方や歩き方な どの生活習慣を改善する必要があります。
この症状は女性の方が多い傾向ですが、これは女性の内股歩きや脚を組んで座るなどのクセが原因であろうと思われます。
O脚姿勢の問題が隠れているかもしれませんので、歩行や姿勢など詳しくチェックする必要があります。

予防的には、普段から大股で歩く練習を取り入れてみましょう。 また、「変形性股関節症」と言われた方でも、筋肉による痛みの場合が多いのです。股関節周りの筋肉を柔らかくして、殿筋なども含めた股関節の筋肉トレーニングを続けていくことが大切です。

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