夏に多い腰痛・ぎっくり腰
夏に多い腰痛・ぎっくり腰は冷えからくる大腰筋の拘縮(こうしゅく)のせいです。 大腰筋は、腰椎の全面から鼠蹊部(そけいぶ)を通って大腿骨の内側にある小転子に付着し、股関節の屈曲(太ももを上げるのに使用する筋肉)にはたらきます。お腹の中にあり、外からは触れられません。 大腰筋が硬くなると、しばらく座位でいた後に立ち上がろうとすると、腰が伸ばしにくい、という症状が現れます。 さらに、大腰筋が硬くなると、横になっていても寝返りや起き上がる動作に痛みがともない、大腿の前のほうまで神経痛のような痛みがでる。お尻や股関節(鼠蹊部)が痛みます。 お腹や腰を冷やしたり、下痢をするとなりやすいですし、子宮の病気でも影響を受けます。
なぜ暑い夏に冷えるの…?
・クーラー・エアコン・扇風機の使用。 ・窓を開けて寝る。裸や薄着で寝る。 ・シャワーだけですませ、浴槽で温まらない。 ・冷たい食べ物や飲み物・アイスクリーム・かき氷を食べる。
どうしたら治せるの…?
・下痢や胃腸の病気を治します。 ・腰に痛みや不調を感じたら、お風呂で温まります。 (温めて痛みが出たらやめてください。) ・お腹を冷やさない。(腹巻)エアコン・夜風に注意です。 ・暖かい飲み物や暖かい食べ物をとってください。 ・冷たいビールや飲み物・アイスクリーム・かき氷等を控えてください。 ・日常、背筋を伸ばし正しい姿勢を心がて下さいる ・エレベーターなどを利用せず、できるだけ階段を使用してください。